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■児童がナス料理に挑戦

 JA熊本市茄子部会女性部は12月6日、市立飽田東小学校で「肥後のでこなす」を使った料理講習会を開き、3年生93人に調理指導を行いました。「飽田のじまん」を探す総合学習の中で、児童がナスを選んだのをきっかけに交流は10年前から続いています。
 女性部員と児童の母親ら22人が調理法などを指導。食材のナスは、地元農家の上妻實さんが栽培するナスのハウスで児童たちが収穫しました。児童たちはナスの輪切りを手始めに、焼いたり揚げたり煮込んだりして「ナスカレー」「フライドナス」「ナスのベーコンチーズ焼き」の3品を完成させました。揚げたてのフライドナスを試食した子どもたちは「ポテトよりおいしい」「家でも作ってみたい」などと出来は上々。参加者全員で会食し、交流を深めました。
 女性部副部長の池田富子さん(57)は「料理実習を契機に、地元の野菜をたくさん食べてもらえるとうれしい」と話していました。授業では、女性部員ら5人がナスをテーマにした手作りの紙芝居も披露しました。

ナスをスティック状に切って調理する児童
ナスをテーマに紙芝居も披露