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■「夢未来いちご」出荷本番

 熊本市河内町白浜地区で栽培が盛んなイチゴの出荷がJA熊本市白浜苺集荷所で始まり、「紅ほっぺ」503パック(1パック300㌘)と「さがほのか」300パックが11月13日、関西の市場を中心に出荷されました。
 JA熊本市白浜苺部会は、18戸の生産農家が6.6㌶(うち高設栽培1.7㌶)でイチゴを生産。全戸がエコファーマー。部会では昨年、夜冷設備や紙・白ポットなど花芽分化を促進させる技術を導入。今年産の出荷は4日から始まっており、一昨年までと比較すると約10日早く、早期出荷を実現しました。
 生育面では一部に炭素病が見られ苗の植え替えを要したものの、徹底した栽培管理により大きな被害には至りませんでした。
 部会長の村上成人さん(55)は「今年は天候にも恵まれ、糖度の高いおいしいイチゴに仕上がった」と品質への自信を見せます。
 部会のイチゴ産地は、大玉で果形が良く収穫量も期待できるのが特徴の「紅ほっぺ」と「さがほのか」へ品種集約を図った結果、今年産からこの2品種に絞り込みました。
 出荷は翌年の5月末まで、合わせて82万パック(約250㌧)を見込んでいます。



甘みの乗ったつややかな「夢未来いちご」