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あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

トピックス

水稲箱処理剤「ゼクサロン剤」の普及拡大・トビイロウンカの被害最小限に抑える

 JA熊本市では、水稲の害虫であるトビイロウンカの被害を防ぐため水稲育苗箱専用殺虫剤「ゼクサロン剤」の普及拡大に努めました。
 熊本県では病害虫発生予報を発表し、水稲のトビイロウンカに対する注意を呼び掛けています。今年度はウンカの飛来をもたらす梅雨が長引いたことが原因により、去年の8倍、例年でいくと18倍にもなり過去最大となっています。
 トビイロウンカは稲の茎から水分や養分を吸い、稲を枯死させる。梅雨の時期に偏西風に乗って中国南部や東南アジアから飛来。寿命は1カ月程度だが雌は1回に300〜400個の卵を産み、秋口まで複数回にわたって繁殖を繰り返します。
 JAは、県央広域本部の農業普及・振興課と連携して、トビイロウンカの被害を防ぐため、田植え前に「ゼクサロン剤」の普及を進めていました。全体の9割が農薬を使用していたため、被害が最小限に収まっています。
 「ゼクサロン剤」は、抵抗性ウンカ類にも卓効を示すと同時に、水稲への安全性が高く、かつ残効も長い、去年出たばかりの新しいウンカ剤です。農業普及・振興課の普及員は「毎年ウンカがどう出てくるのか分からないので、早い段階から防除をして被害を少なくしていきたいです」と話しました。
 JAは今後も県・市・経済連を通して、水稲被害を防ぐために薬剤の普及に努めていきます。


高品質栽培に向けて意思統一・JA熊本市茄子部会出荷説明会

 全国有数の冬春ナス産地であるJA熊本市茄子(なす)部会は9月23日、同市南区会富町のJA野菜広域選果施設で、高品質なナスを出荷するために出荷説明会及び査定会を開きました。
 出荷規格に則ったナスを出荷するため、部会員の意識統一を図るのが目的です。説明会は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、地区ごとに時間を分けて実施。生産者、行政、JA関係者ら約130人が出席しました。
 現物を見ながら着色状態や大きさなどの規格を確認。生産者同士や指導員と意見交換を行いました。今後の生産取り組みとして、天敵の導入や虫取り用粘着シートの設置、農薬使用基準など品質向上対策を協議し、防除暦・栽培管理記録の徹底や、コンテナの清掃、取扱いについて話し合いました。
 志賀浩二部会長は「消費地や市場の求める安全・安心なナスを出荷するために、部会員一丸となって取り組んでいこう」と呼び掛けました。
 部会は168戸が約76ヘクタールで栽培。出荷は6月下旬まで続き、総出荷量1万3000トン、販売金額45億円以上を計画しています。


夢未来ブランド「でこなす」出荷スタート・JA熊本市茄子部会

JA熊本市野菜広域選果施設では18日より、JA茄子(なす)部会が作る、今が旬の夢未来ブランド「でこなす」の出荷がスタートしました。初出荷には約1500箱(1箱=4キロ)のナスが集まり、全国へ厳選出荷をしました。5月の大型連休にかかる最盛期は、日量90トンまで増える見込みです。出荷は6月下旬まで続き、総出荷量1万3000トン、販売金額45億円以上を目指します。
 2020年産は、台風の影響により定植の遅れがありましたが、朝晩の冷涼な気候により品質は良好です。部会全体の9割を占めた「PC筑陽」は、交配の必要がないとげなし種で、作業効率向上、労力削減に繋がっています。選果場の指導員は「栽培管理の徹底で台風の影響も少なく、高品質なナスができています。互いに情報提供を行い、消費地に安全・安心なナスを届けられるように取り組んでいきます」と話しました。
 部会は168戸が約76ヘクタールで栽培。天敵の「スワルスキーカブリダニ」と「タバコカスミカメ」の2種を同時に放飼する防除が部会員の8割を超えたました。その他にも、定期的に講習会、現地検討会を開き、情報交換の場を設け情報提供を行いながら栽培技術・所得向上に繋げていきます。


極早生ミカン「肥のあかり」選果スタート・JA熊本市柑橘部会

 極早生ミカン「肥のあかり」の選果・出荷が16日、JA熊本市夢未来柑橘選果場で始まりました。JA柑橘部会が運び入れたミカン60トンを全国へ厳選出荷しました。9月末まで約500トンを出荷する予定です。
 2020年産は、長雨や台風などの不安定な気象が続く中、ミカンに影響は無く、マルチ・フィガロンを中心とした高品質対策を徹底できたこともあり、平年以上の果実内容となっています。
 「肥のあかり」は、果実の着色並びに収穫の時期が早く食味が良いのが特徴です。
 同部会は389戸の内の150戸の農家が「肥のあかり」を栽培。全体で2万5000トンの販売を計画しており、安定出荷・有利販売に努めます。上村英哉部会長は「今年度産は、昨年以上のミカンが出来ています。高品質なミカンを消費地へ届けたいです」と話しました。
 「肥のあかり」の出荷を皮切りに、29日から極早生「豊福」、11月から早生、普通と出荷が続く計画です。


夢未来みかんスタート・夢未来みかん出荷協議会

 九州で最大規模の生産量を誇るJA熊本市柑橘(かんきつ)部会が今期の出荷計画をまとめました。露地温州ミカン総合計で出荷量2万3100トン(前年比101%)、中晩かんで2000トン(同137%)を計画。年末商材の「尾崎温州」を含む中生は、計2000トン(同115%)を見込んでいます。2020年産「夢未来みかん」の集荷は、極早生が9月13日からスタート。中晩かんが来年6月まで続きます。
 9月10日に開いた2020年産夢未来みかん出荷協議会で確認しました。20年産は、開花は平年並みでしたが、その後の不安定な気象が続く中において、当初から品質向上対策を徹底できたこともあり、平年以上の果実内容となっています。収穫期まで、仕上げ対策の徹底を柑橘部会員一丸となって取り組んでいきます。
 大会は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、地区ごとに時間を分けて実施。生産者、行政、JA関係者ら約400人が出席しました。上村英哉部会長が「全国の市場から期待されています。昨年以上に収穫、出荷作業に手を入れて、おいしいみかんを消費地へ届けたいです」と意気込みました。
 今回、コロナの影響で出席できなかった市場を代表してビデオ出演で挨拶をした東京青果の泉英和専務取締役は「このような状況だが、本年も計画出荷に務めて頂きたいです。互いに産地の情報を密にとり、協力をして有利販売を行っていきたいです」と期待を込めました。
柑橘部会表彰者は次の通り。
▽極早生の部=桝永道夫(塩屋支部)、早生の部=上野修一(野出支部)、尾崎の部=上杉法博(尾跡支部)、普通の部=東哲治(尾跡支部)、中晩柑の部=米澤大志(尾跡支部)
▽特別表彰=谷口進一(塩屋支部)