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あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

トピックス

極早生「豊福」選果開始・JA熊本市柑橘部会

 極早生ミカン「豊福」の選果・出荷が9月29日、JA熊本市夢未来柑橘(かんきつ)選果場で始まりました。JA柑橘部会が運び入れた150トンを、全国へ厳選出荷。出荷は10月末まで続き、総出荷量5100トンを計画しています。
 「豊福」は、極早生の中でも特に高い糖度を持ち、じょうのうが軟らかく、完熟すると酸味がひき、食べやすいのが特徴です。部会は農家389戸が栽培しています。
 2020年産は、長雨や台風などの不安定な気候の中、部会員の高品質生産対策を徹底できたこともあり、平年以上の果実内容となっています。
 上村英哉部会長は「今年も高品質でおいしいミカンが出来ています。丹精込めて作ったミカンをたくさん食べて欲しいです」と話しました。


「豊福」出発式・JA熊本市柑橘部会

 熊本市西区河内町のJA熊本市夢未来柑橘(かんきつ)選果場で9月29日、出荷本番を迎える夢未来ミカン「豊福」の出発式を開きました。JA管内の参加者の声に見送られ、ミカンを積んだトラックが全国へ向け出発しました。
 同日は、選果場近くの河内稲荷神社で安全出荷を祈願。早朝から生産者、行政、JA関係者ら、30人が集まりました。祈願後の出発式では、JA柑橘部会の上村英哉部会長が「今年も消費者に安全・安心でおいしいミカンを届けたい」と呼び掛け、運送会社のドライバーへミカンを手渡しました。
 JAの田中博文副組合長が「夢未来ブランドの拡大を目指して、今年度も各関係機関と協力しながら有利販売に努めていきます」と激励しました。
 夢未来柑橘選果場では9月16日から、極早生「肥のあかり」の選果が始まりました。11月から早生、普通と続き、関東から九州まで全国へ出荷します。


安定出荷へ向けて・JA熊本市園芸部会北部支部総会

 JA熊本市園芸部会北部支部は9月23日、第30回通常総会をJA北部支店で開きました。コロナウイルス拡大防止のため、少人数制で生産者、行政、JA関係者ら約30人が出席。坂口誠支部長は「ここ数年、豪雨や大型台風の自然災害により、農家を取り巻く環境は大変厳しい状況が続きました。5月以降の天候回復または生産者の努力により大玉生産に繋がりました。本年度は暖冬の影響により例年よりも10日程早い出荷になりましたが、コロナの影響もあり、例年にない状況でした」と振り返りました。 
 総会では、2019年度事業報告と20年度事業計画など4議案を可決・承認。19年産の販売実績は、西瓜(大玉・小玉)、メロン、野菜合計で18億7988万円(前年比90%)。1月以降のコロナウイルス感染から始まり、4月以降の緊急事態宣言で消費状況は瞬時に低級を招く結果となりましたが、5月の急激な温度上昇、4月の低温による影響が多産地にも起こったことで供給不足と他品目の端境が生じて引き合いは急激に加速し、6月まで異例の高単価で終了することが出来ました。アールスメロンは12月のお歳暮やクリスマスなどの冬季の需要に合わせて品質の向上を考え、10月下旬〜11月上旬に栽培講習会を行う計画。コナジラミ対策として防虫資材等の試験導入も検討しています。また、出荷作業の効率化やメンテナンス等の問題解決のため、選果場施設改修を計画。基幹作物を中心に部会組織の充実を図りながら、売り上げの向上を目指します。


梨「新高」出荷本番・JA熊本市芳野梨部会

 熊本市西区芳野地区のJA熊本市芳野梨選果場では9月22日より、梨「新高」の選果が始まっています。初出荷当日は、梨約2.5トンを、内部障害センサー等を利用し、厳選出荷しました。10月上旬まで出荷が続き、総収量約15トンを計画しています。
 2020年度産は春先の天候不順により着果が上手くいかず、収量が昨年の8割を見込んでいます。例年に比べ、若干小玉傾向ながらも果実内容は良好で、高品質の梨が出来ています。
 「新高」の平均サイズは500g〜700gと大きいのが特徴。大きく育ったものは1キロほどになることもあります。甘くて酸味が薄く、歯ごたえも程よく調和しており、贈答用などに人気がある品種です。選果場の職員は「部会では「新高」が最後の品種となります。最後まで選果を徹底し、高品質な梨を消費者の元へ届けたいです」と話しました。
 JA芳野梨部会では21戸の農家が8ヘクタールで栽培。2玉入りの贈答用箱の他、5キロの箱入りでの販売を行っています。全部会員がエコフォーマーを取得し、消費者に安全・安心な果実を届けようと取り組んでいます。


水稲箱処理剤「ゼクサロン剤」の普及拡大・トビイロウンカの被害最小限に抑える

 JA熊本市では、水稲の害虫であるトビイロウンカの被害を防ぐため水稲育苗箱専用殺虫剤「ゼクサロン剤」の普及拡大に努めました。
 熊本県では病害虫発生予報を発表し、水稲のトビイロウンカに対する注意を呼び掛けています。今年度はウンカの飛来をもたらす梅雨が長引いたことが原因により、去年の8倍、例年でいくと18倍にもなり過去最大となっています。
 トビイロウンカは稲の茎から水分や養分を吸い、稲を枯死させる。梅雨の時期に偏西風に乗って中国南部や東南アジアから飛来。寿命は1カ月程度だが雌は1回に300〜400個の卵を産み、秋口まで複数回にわたって繁殖を繰り返します。
 JAは、県央広域本部の農業普及・振興課と連携して、トビイロウンカの被害を防ぐため、田植え前に「ゼクサロン剤」の普及を進めていました。全体の9割が農薬を使用していたため、被害が最小限に収まっています。
 「ゼクサロン剤」は、抵抗性ウンカ類にも卓効を示すと同時に、水稲への安全性が高く、かつ残効も長い、去年出たばかりの新しいウンカ剤です。農業普及・振興課の普及員は「毎年ウンカがどう出てくるのか分からないので、早い段階から防除をして被害を少なくしていきたいです」と話しました。
 JAは今後も県・市・経済連を通して、水稲被害を防ぐために薬剤の普及に努めていきます。