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あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

トピックス

苺出荷スタート・JA熊本市白浜苺部会

 JA熊本市白浜苺部会の2020年産イチゴの出荷が始まっています。12月上旬、主力品目である「ゆうべに」5000パック(1パック250グラム)、「恋みのり」2000パックを、西区河内町の白浜集荷場から、関西、関東方面に連日出荷しています。5月末まで続き、総出荷数量120万パック、販売金額4億5000を目指します。
 中川秀信部会長のハウスでも赤く熟した「ゆうべに」が収穫の時を迎えていました。「今年は、安定出荷と二番果の品質向上のため、全部会員、果房数の制限を行い、樹の弱りを防ぎ次果房の生育を早める取り組みを行っています」と、部会全員での栽培管理の徹底について話しました。
 2020年産は、適期の育苗スケジュール及び肥培管理マニュアル厳守による苗育成などの栽培管理の徹底により、順調に生育。花の大きさ、果数ともに充実し、大玉傾向で高品質に仕上がっています。部会生産者17戸がハダニに対する天敵を導入し、減農薬栽培に努めます。
 中川部会長は「今年は災害や天候不順が多かったですが、被害はなく、近年稀に見る良いできに仕上がっています。高品質なイチゴを全国へ届けたいです」と意気込みました。


トマト黄化葉巻巡回

 熊本県病害虫防除所は11月5日、熊本県でトマト黄化葉巻病の寄生葉率が1.4%(平年0.9%)で平年の1.5倍多いとして、注意報を発表しました。トマトやミニトマトで発病し、大幅に減収する恐れがあります。発症株の抜き取りや、病害を媒介するタバココナジラミの防除を呼び掛けています。
 12月2日に県・市・JAの指導員7人が管内のトマト圃場(ほじょう)を調査した結果、発病株率0.48%(平年0.8%)と平年以下の結果となりました。葉の黄化や葉巻きが発生し、悪化すると落果や結実不良する恐れがあります。
 JAでは、入れない出さない対策を実施し、コナジラミの被害を最小限に抑えています。黄化葉巻病等の回避を目的とした粘着板設置、0.4ミリ目の防虫ネット、苗の段階での新剤ベミデタッチ(忌避剤)による行動抑制、定植前の潅注防除、定植時の粒剤使用、定期的な防除により発生が抑えられている状況です。指導員は「熊本県病害虫防除所予報では10月から11月でやや多いとの予想が出ていましたが、各種対策で被害は抑えられています」と話しました。


米検査品質良好・JA熊本市飽田カントリーエレベーター

 JA熊本市飽田カントリーエレベーター(CE)で11月24日、2020年産米の初検査が行われました。検査の結果、うるち米が1等、もち米が2等と、上々の品質となりました。
 生産者が育てた、うるち米580トン(前年比93%)、もち米662トン(同107%)が出揃いました。JA農産物検査員ら6人が粒の形質・色などを検査しました。
 JA管内の飽田地区では267ヘクタールを栽培。品種は「くまさんの力」「ヒヨクモチ」。20年産のうるち米は7、8月の日照不足で収量が去年より少なかったですが、もち米は9月の好天により収量が多かったです。どちらも品質は申し分ないできとなっています。JA飽田CE利用組合の河野大介組合長は「今年は収量に少し差が出たものの、品質はうるち、もち共に高品質に仕上がっています。今後も指導員と連携をとりながら、栽培管理を徹底していきたいです」と話しました。


新入職員農家で実習

 JA熊本市は毎年、入組した全職員を対象に農家実習をしています。職員22人が11月17日〜19日の3日間、8班に分かれて実習。管内で園芸作物や柑橘(かんきつ)を栽培する農家へ出向き、収穫や箱詰め作業を手伝いました。農業を体験することで、JAが果たす役割や重要性の認識を深め、農家や地域に密着した職員を養成することを狙います。
 本店営業支店で貯金を担当する前田奈々葉さん(19)は飽田地区でナスを生産する西村茂さんの指導を受けながら実習に励んでいました。前田さんは「農作業をするのは初めてです。農家の苦労や作業内容が分かり、勉強になっています」と話しました。
 受け入れ農家の西村さんは「農作業は服などが土で汚れるので最初は心配していましたが、始まってみると泥だらけになりながら一生懸命やってくれるので大変助かっています。作業を覚えるのも早く丁寧なので、この経験を普段の業務に活かして、成長してもらえたら嬉しいです」と期待を込めました。


生産管理の徹底で過去最高のでき・JA熊本市白浜苺部会出荷協議会

 JA熊本市白浜苺部会は11月9日、JA河内支店で令和2年産白浜苺部会出荷協議会を開きました。協議会には、新型コロナウイルス拡大防止のため、部会員代表、行政、JA関係者ら25人の少人数制で行いました。品種別作付面積は、「ゆうべに」384アール(前年比116%)、「恋みのり」206アール(前年比96%)、「さがほのか」10アール(前年比16%)を計画。11月19日から出荷しており、5月末まで続きます。目標生産量300トン、販売金額4億5千万円を目指します。
 2020年産は、7月の雨、8月の高温と育苗管理の難しい気象条件となったがスケジュール厳守と病害虫防除の徹底により充実した苗に仕上げることが出来ました。
 同部会は摘果・摘房を実施し品質向上に努めており、近年、農薬に対して抵抗性が発達している葉ダニ対策として全戸、新たな天敵農薬を導入し樹勢の維持による収量の確保と減農薬栽培を行っていきます。中川秀信部会長は「本年産ここまでのイチゴの生産管理については部会員の生産努力で育苗、定植後の活着、株づくりなどどれを取っても過去最高のできになったと感じています」と期待を込めました。市場を代表してビデオ出演した東京青果の果実第2事業部村本秀明係長は「白浜の品質評価は高く、ここ数年で他産地から夢未来イチゴへ切り替えたお客さんもいます。引き続き、品質対策を希望します」と話しました。