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あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」
を開校しました。今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの
開催を予定しています。

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熊農高校・春の苗物販売会で笑顔の輪・地域に根ざした学校作り

たくさんの買い物客で賑わった販売会
たくさんの買い物客で賑わった販売会

 熊本市南区元三町の熊本県立農業高等学校で開催する「春の苗物販売会」が人気を集めています。4月28日に開催した販売会には、生徒らが丹精込めて準備した約40品目の色とりどり苗物が出揃い、「毎年楽しみにしている」という地域住民や市内外からの大勢の買い物客で校内は賑わいました。

 販売会には、全校生徒約800人のうち、園芸・果樹科、農業経済科、生活科に所属する生徒約100人が参加。販売用の苗は3年生を中心に数か月前から授業や実習中に準備したもので、買い物客からは「しっかりした良い苗だ」と講評を得ているといいます。新聞の折り込みチラシで地域住民に事前に告知し、来客数を確保する工夫が功を奏し、例年ファンが増え続けているといいます。

 ナスやミニトマトなどの野菜の苗物販売を担当していた園芸・果樹科2年生の前田菜未さんは「お客さんに苗に関しての質問をされたがうまく答えられなかった。とにかく人が多くて忙しかったが、とても楽しくいい経験になった」と充実した面持ちでした。

 同校の森田茂樹農場長は「自ら育てた花や苗を実際に販売する中で、お客さんとのふれあいを通して、農産物の生産・販売のやりがいや難しさを学んでほしい」と話します。同校は農場開放の一環として開放講座を実施する他、肥後野菜の栽培にも取り組んでおり、地域に開かれた学校作りを目指しています。


高品質・早生タマネギ・5月連休に出荷最盛

 JA熊本市玉葱部会では、旬を迎えた早生タマネギの出荷最盛を目前に、収穫繁忙期を迎えています。4月27日現在、熊本市西区中島地区のJA中島集荷場には、連日750〜800ケース(1ケース10キロ)が出揃っています。5月の大型連休にかけて日量最大1500ケースまで増える予定です。

 17年産は、冬の低温・乾燥により生育に遅れが出たため、若干の小玉傾向で出荷をスタートしていますが、4月に入り天候に恵まれ、玉肥大が進んでいます。肉質は柔らかく、甘味も増し、高品質な仕上がりとなっています。JA販売担当職員は「今からの時期は降雨が増えるので、べと病防除を徹底し数量確保・安定出荷に努めたい」と話しました。

 岩崎俊一部会長の畑では4月27日、収穫後天日干しされている白くみずみずしい早生タマネギが所狭しと並んでいました。岩崎部会長は「自然光で3日ほど干すことで、甘さが増し、美味しさを凝縮したタマネギに仕上がる」といいます。

 部会は生産者9戸が約8ヘクタールを作付け。主に広島を中心に中国地方、大分、熊本県内へと出荷します。6月まで続き、総出荷量400トン、販売高4000万円を目指します。
甘く高品質な早生タマネギ(岩崎部会長ご夫妻)
甘く高品質な早生タマネギ(岩崎部会長ご夫妻)


ツヤ・ボリューム十分「でこなす」出荷本番・JA熊本市茄子部会

 JA熊本市茄子部会では、旬を迎えた「でこなす」の収穫繁忙期を迎えています。品種は「筑陽」。熊本市南区会富町のJA野菜広域選果施設では23日現在、日量70トンを連日出荷しています。4月下旬から5月の大型連休にかけて出荷最盛期を迎え、日量100トンまで増加する見込みです。6月下旬まで出荷は続き、出荷数量1万1600トン、販売金額45億円以上を目指します。

 熊本市南区会富町の西村和洋さん(44)のハウスでは、ボリューム感のある艶やかなナスがたわわに実っています。西村さんは減農薬栽培に積極的に取り組んでおり、ナスを栽培する全ハウス(約56アール)で天敵を導入しています。「不安定な天候が続いたが、ハウス内整備と温度管理を徹底したことで、例年になく良い仕上がりとなっている」と今年産ナスに期待を寄せます。

 同部会は、164戸が約72ヘクタールで作付け。部会員の約半数が天敵を導入し、安心・安全なナス栽培を徹底しています。また、来年産からの新たな取り組みとして、冬春ナス「PC筑陽」を約2割の圃場で試験的に導入しています。「PC筑陽」は交配時のホルモン処理が不要の単為結果性で、とげなし種であることから、今後作業効率の向上、ナス栽培の省力化、労働力削減を期待します。
ボリューム満点「でこなす」
ボリューム満点「でこなす」


美味しさひとりじめ・小玉スイカ出荷順調・東部スイカ部会

 JA熊本市東部地区で、4月中旬に始まった春物小玉スイカの出荷が順調に行われています。17年産は生育期の寒さが厳しく、日照不足もあり遅れが出たものの、3月下旬の温暖な気候により糖度ののりも良く高品質な仕上がりです。

 4月23日は、約150ケース(1ケース約8キロ、5〜6玉)を出荷。5月の大型連休にかけて出荷最盛期を迎え、5月中旬まで続きます。最盛期には日量1000ケースまで増加する見込みです。総出荷数量6000ケース、販売金額3000万円を目指します。

 品種は「ひとりじめ」。冷蔵庫に丸ごと入る直径約15〜20センチ、約2キロの手頃な大きさが特徴。核家族など少人数世帯が増えたことによる新たな消費者ニーズの高まりに対応できることから、年々人気を集めています。

 JA東部スイカ部会では、生産者6人が130アールを栽培。本年産は、糖度乗りが抜群で、シャリ感も十分で高品質なため、取引価格も上々の推移です。営農指導員の木村仁さん(43)は「今年は2L中心のスイカでやや肥大傾向。糖度のりも抜群。今後暖かくなり、消費が伸びてほしい」と期待します。

大型連休需要に期待。順調に出荷している小玉スイカ
大型連休需要に期待。順調に出荷している小玉スイカ


初導入メロン『肥後グリーン』初出荷・西南東部メロン部会東部支部

収獲に大忙し
収獲に大忙し

 JA熊本市西南東部メロン部会東部支部では、メロン「肥後グリーン」の出荷シーズンを迎えています。今年産より新たに導入した品種で、初出荷した4月23日には約100ケース(1ケース・5キロ・4玉)が出揃い、順調な滑り出しです。

 東区鹿帰瀬町の桝田広蔵さん(66)のハウスでも、朝7時から収穫作業に追われていました。同日は300玉を収穫。桝田さんは「育成期に低温が続き、玉肥大が十分ではないものの、順調に収穫を進めることができている」と話します。

 新たに導入した「肥後グリーン」は大玉長球型、淡緑色の果肉で、シャキシャキとした食感と糖度16度以上の高糖度なのが特徴。収穫後の日持ち性が高く、食味が良いため、市場からの要望も増えている品種です。またアンテナ(茎)無しで出荷できるため、作業の効率化が期待できます。

 今後、5月の大型連休に向けて出荷最盛期を迎え、6月いっぱいまで出荷が続きます。最盛期は最大日量600ケース(約2400玉)を見込んでいます。シーズンを通し、総出荷数量約3000ケース(約1万2000玉)を目指します。営農指導員は「『肥後グリーン』は一般的なメロンと違いアンテナの有無が品質に関係しない。アンテナ管理の大変さを省くことで、少しでも早い選果・選別を徹底し、市場へ安定的に提供していく」と話します。