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  4. 【自己改革】生産現場の声を教育へ届ける

あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと本年度も「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、来年2月まで田植えや稲刈り、トマトジュース作りなど年8回の開催を予定しています。

【自己改革】生産現場の声を教育へ届ける

独自に作成しているパンフレット「夢未来みかんのおいしい話」
独自に作成しているパンフレット「夢未来みかんのおいしい話」

 JA熊本市は、ミカン出荷時期に合わせて行われる小学生の選果場見学を前に、熊本市西区河内町のJA夢未来柑橘選果場で教員向け見学下見会を4年前から開いています。子どもへ指導する立場である教員らにミカンの知識だけでなく、農業や農家、JAへの理解を促すことで、より効果的な食農教育の実施に努めています。

 7月下旬から8月上旬にかけて2日間開催する下見会には、52校約140人の小学校教諭が参加しました。昨年から、教育現場へ生産現場の声を直接届けようと、JA柑橘部会長が教員らと対話する機会を設けています。下見会当日は、上村英哉部会長が部会の取り組みについて説明するとともに、「1つ1つのミカンを生産することには、生産者の真心が詰まっていることを子どもたちに理解してほしい」と想いを伝えました。選果場担当職員が、独自に作成しているパンフレットと映像資料でミカンの栽培や河内町でのミカンの生産の歴史を紹介。実際に見学コースを見て回り、選果場内の設備や選果の流れについて説明しました。

 参加した教員らは「実際に生産者と意見交換できることに意義を感じる」や「今回直接知ることができた生産者の想いを子どもらに伝えたい」と声が上がり、下見会に満足している様子でした。

 

 年間約2.2万トンの柑橘類を荷受けする西日本最大級の柑橘選果場見学に参加を希望する小学校は年々増え続けており、市内を中心に申し込みが殺到し、今年は過去最多の90校約7400人の受け入れを予定します。見学は出荷最盛期の10月中旬から11月末まで行います。

 同部会は生産者400人のうち20〜30代の若手生産者が約100人いる後継者の多い活気のある部会です。上村英哉部会長は「生産者自らが現場の活気を発信することで、子どもたちに魅力ある職業として農業に興味を持ってほしい」と期待を込めます。

下見会の様子
下見会の様子