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■春日ぼうぶら苗贈呈「大事に育ててね」

 ひご野菜の栽培を通じて熊本の食文化に触れてもらおうと、熊本市教育委員会、熊本市農水商工局とJA熊本市は6月20日、熊本市の出水南小学校にひご野菜「春日ぼうぶら」の苗を贈りました。総合的な学習の一環として5年生の児童約80人が栽培・観察をしていきます。
 贈呈式では、JA熊本市女性部の田島イツ子部長と、行政とのパイプ役である北口和皇相談役が「1つの苗から8つの実がなります。大事に育ててください」と、苗5株を児童に手渡しました。「春日ぼうぶら」の成り立ちやひご野菜15品目の説明をしました。
 児童らは「私たちが育てて観察することは、ひご野菜を守っていく役目になります。大切に育てます」とお礼の言葉を述べました。JA職員指導のもと、校内の畑(約1㌃)に苗を植え、稲わらを敷きました。他5校に配布し計7㌃に定植し、JA職員指導のもとで栽培していきます。
 収穫は10月〜12月までの予定で、12月の給食に使い全校生徒で食べる計画。女性部支部では、南部支部、川尻支部、ハイミセス部が昨年1・6㌧の「春日ぼうぶら」を市内の小中学校の給食に納入。今年は3㌧を予定します。

春日ぼうぶらの苗を自ら児童に手渡す田島部長と北口相談役(6月20日、出水南小学校で)