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■ニガウリ出荷本番

 JA熊本市管内で5月1日、ハウス栽培のニガウリが出荷ピークを迎えています。平成25年産は、3月からの天候に恵まれ生育は良好。JA熊本市レイシ部会の原田哲也部会長は「今の時期は交配、収穫、手入れを行い、安全安心な出荷に向け取り組んでいる」と話します。
 4月中旬に始まった出荷も、5月初旬のピーク時に入り日量3000ケース(3㌔/1ケース)を主に関東中心に出荷しています。品種は「えらぶ」で、鮮やかな緑色とずっしりとしたボリューム感が特徴。苦味が少なく食べやすいのが人気です。
 同部会は、生産農家42戸が9・7㌶で栽培。安全・安心な製品作りを目指し、交配も生産者が雄花から雌花に一つ一つ手作業で行います。全量機械で選果し、品質の統一を目指します。
 部会では消費拡大に向け、女性部を中心に消費地での試食宣伝活動も毎年行っています。収穫作業は7月上旬まで続き、13年産出荷量350㌧を計画します。

「今年も美味しいニガウリが出来ています」と話す原田部会長