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■春夏瓜類・春野菜出荷対策確認

 JA熊本市と同JA園芸部会は3月14日、全国の主要荷受市場28社を産地に招き、2013年産春夏瓜類・苺・春野菜生産出荷協議会を開きました。本格的な出荷シーズンを前に産地と市場側の連携を密にした生産出荷対策を確認。
 生産・販売重点取り組み事項として、①重点取引市場を設定し、周年供給やセット販売(園芸・果樹)により販売力の強化を図る、②市場を介した契約販売の拡大と出荷経費の低減を図り農家所得の安定化に取り組む、③生産部会と野菜ソムリエ有識者連携の消費宣伝活動により農産物の消費拡大を図る、④関係機関と連携し計画生産に取組み、有利販売とコスト低減を図ることを示しました。
 市場関係者らは同市西南地区で栽培が盛んなナスやトマト、ミニトマトの他、北部地区の大玉スイカの施設圃場を視察。生育概況をJA営農指導員が説明し、栽培技術面の質問に生産部会長らが応じました。会合では市場代表らが市況情勢などを報告。JAの宮本隆幸組合長が「高品質で安全・安心な農産物の生産と経営合理化を推進し、販売戦略の充実強化を図って消費者の期待に応えたい」と話しました。