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■イチゴ果実品質良好/JA熊本市白浜苺部会

 熊本市西区河内町白浜地区でイチゴの2番果の出荷を目前に1月28日、生産者らは収穫と摘果作業などに追われています。糖度は14ほどで濃厚な甘みに仕上がっており、出荷は関西方面を中心に5月下旬まで続きます。
 JA熊本市白浜苺部会は、18戸の農家が約6㌶で「紅ほっぺ」と「さがほのか」を栽培。作業の効率化と有利販売を図るため3年前から2品種に集約しています。
 部会長の村上栄朗さんは「今年は生育が遅れ1番果の収量は少ないが、果実品質は昨年より良好」と話します。部会ではクリスマスシーズンの12月初旬に出荷できるよう、早期栽培技術を取り入れています。また消費拡大を図ろうと、県のPRキャラクター「くまモン」のイラストを商品パッケージにあしらっています。
 1月下旬に入り、8〜9粒入りの平詰めパック(1パック250㌘)など大玉を中心に1日に約4000パックを出荷。2月中下旬にピークを迎え、今年産全体で245㌧の出荷を見込んでいます。

樹勢の調整や摘果作業などを行う村上部会長