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■春ソバ「春のいぶき」収穫

 熊本市南区畠口町の乙畠地区で、乙畠営農組合が無農薬栽培の春ソバ「春のいぶき」を6月5、6日の2日間に渡り収穫しました。
 平成25年産は、3〜4月の寒の戻りで背が低かったですが生育は順調。収穫は昨年より2〜3日遅れです。栽培面積は6㌶で、収量は4000㌔を見込みます。同組合の内田良博組合長(66)は「ソバの実は粒がやや青いと香りが強い。全体の6割程熟れたときに収穫することで、香り豊かな粘りのある美味しいソバが出来上がる」と話します。
 同組合は、水稲作付け前の休耕田を有効利用し地域活性化につなげようと、平成21年から試験的に栽培を始め今年で4年目。水田でソバを栽培するのは乙畠地区のみ。
 収穫したソバの実は、乾燥させ調整し精ソバします。一部加工業者に委託し、7月中旬頃「乙畠ソバ(2400円/200㌘10袋入り)」としてJA熊本市各支店で販売。今年は600袋製造予定です。

6割程熟れた状態で収穫