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■ピークに向け出荷順調

 JA熊本市東部支店管内でエースピーマンの出荷が本番を迎えています。平成25年産は、生育初期の天候の影響で生育遅れが見られたが、ピークに向けて出荷量は増えています。長嶺地区の生産者の岡島和正さんは「5月に入ると連日の収穫作業が始まる。出荷ピークに向けて、病気が入らないように病害対策を徹底していきたい」と意気込みを見せました。
 5月中旬から6月中旬の出荷ピーク時には、日量1800ケース(4kg/1ケース)を見込みます。昨年12月上旬から今年7月上旬までの全体で300㌧(前年比6%減)を出荷予定。主に中国地方へ出荷します。
 JA熊本市東部ピーマン部会は、生産農家13人が約4㌶(前年同)で栽培していいます。部会では、農薬低減のため今年からスワルスキカブリダニを天敵として導入。他に、防虫ネットや粘着版を利用。安全・安心なピーマンの生産に努めています。息子の聖二さんは「今年も品質のいいものが出来ている。愛情をかけて育てたので、消費者の方に是非食べてもらいたい」と話しました。
 エースピーマンは全国でも産地化されているのは珍しく、肉厚でほんのり甘味があり、食感がシャキシャキしているのが特徴。販売面では部会女性部を中心に、消費地での試食宣伝なども活発に行っています。

家族3人で作業をする岡島聖二さん(手前)(5月11日)