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■1年で1番美味しい春キャベツ 出荷始まる 

 熊本市城山地区で4月6日、出荷本番を控えた春キャベツの出荷査定会が開かれました。生産者、荷受市場6社、JA関係者ら約60人が参加。品質管理の徹底や等・階級基準、箱詰めの仕方など出荷方法を確認しました。
 平成25年産は年明けから冷え込んだ影響もあり、1週間程度の生育遅れですが品質は例年以上。やわらかい食感に加え甘味もあり食味は良好です。今年から、熊本グリーン農業の取組み(旧エコファーマー)によって出荷ダンボールにくまモンのイラストを掲載。ダンボールなどの出荷資材の経費削減にも取り組んでいます。
 この日は、荷受市場の代表が市況情勢や今後の販売見通しなどを報告。熊本の春キャベツの出回りを待望する市場の声を伝えました。部会長の礒野強奇さんは「1年で1番美味しい春キャベツ。消費者のニーズに合うよう、安全で安心なキャベツを提供したい」と話します。
 JA熊本市キャベツ部会は農家70戸が42㌶で栽培。4月中旬から5月中旬の出荷ピーク時には、日量7000ケース(10kg/1ケース)を見込みます。昨年11月から今年5月下旬までの全体で1300㌧(前年同)を出荷予定。主に熊本、福岡、山口、広島方面に出荷します。

出荷方法などを確認する生産者ら(6日、熊本市で)