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■感謝の気持ちを込めて花束作り

 JA熊本市トルコギキョウ部会は3月18日、同市の西里小学校でフラワーアレンジメントを行いました。地元で生産されるトルコギキョウを身近に感じてもらい、認知度を高めようと2010年から企画。
 この日卒業を間近に控えた6年生61人が、同校卒業生の生花店主らを講師に思い思いの花束を制作しました。トルコギキョウのほかカスミソウ、チューリップなどを使い、感謝の気持ちを込めてメッセージカードを添えて父母らに贈ります。
 花の種類や栽培過程などを部会長の原口和大さんが写真を使って説明。花色の組合せや見た目のバランスなどを考えながら、生産者らと一緒に取り組んだ。両親に贈るという児童は「綺麗な花を使って作業できたので嬉しかった。早く渡して喜ぶ顔が見たい」と笑顔で話しました。
 熊本県のトルコギキョウ生産量は全国第2位を誇ります。同部会は愛称を創花道(そうかどう)とし、07年に設立。販売体系は個選個販で行っており、10月から翌年6月まで年間75万本を生産。主に関東中心に、関西・中京・中国地方へ出荷し、空輸での翌日販売を行っています。生産者各々が市場担当者と直に販売活動しており、通年切れ間のない出荷体制を目標としています。