熊本市の高平台小学校の3年生約90人が2月14日、自分たちが育てた大豆を使って豆腐作りに挑戦しました。
大豆の栽培・加工体験などを通じて食や農業への関心を深めてもらおうと、JA熊本市農業支援センターと食品メーカー丸美屋が平成23年から実施しています。
使用した大豆は、近くの農家が無償で貸した畑約5㌃に児童たちが昨年7月に植え付けて育てたもの。
10月に枝豆、11月には大豆を収穫し脱穀作業も体験しました。
この日は同小の家庭科室で、無調整の豆乳に海水から抽出したにがり液を加え、素早く紙カップに入れて熱湯に15分かけて豆腐を作りました。
出来立てを試食した児童は「豆腐ににがりが入っていることをはじめて知った。何もつけないで食べてもとても美味しかった」と笑顔。
3月13日には、同市北区高平のスーパー「you+youくまもと農畜産物市場」で、自分たちがパッケージをデザインした納豆の販売も体験します。
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