あぐりキッズスクール
JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの開催を予定しています。
JA熊本市では、現場実習を通してJAの仕組みや役割、事業内容について理解を深めてもらおうと、高校生42人の実習体験を実施しています。体験するのは、熊本農業高校経済科2年生42人。JA内各支店に学生を配属し、11日から19日まで行われます。
熊本市西区河内町のJA夢未来柑橘選果場では、学生3人が、ハウスみかんの出荷選別作業や選果機のメンテナンスなど、様々な業務を体験しています。学校で簿記や食品流通の仕組み、農業経営などについて学んでいるという学生らは、普段知ることのない現場の仕事に戸惑いながらも、一生懸命取り組んでいました。
実家がイチゴ農家を営んでいる村上翔基さん(16)は「ミカンの選果も選果機のメンテナンスも初めてのことで大変に感じるが、JAや農業について理解を深められるいい機会になった」と話しました。
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熊農生が現場実習に来ています。 |
ハウスみかんの選果作業をする村上さん |
器用に箱作りをこなす上村麗さん(16) |
力仕事が得意な日永翔大さん(16) |
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