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あぐりキッズスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、田植えや稲刈り、野菜や果物の収穫体験などの開催を予定しています。

天敵導入で農薬低減、秀品率増

エースピーマンの葉にスワルスキーカブリダニを丁寧に載せる様子
エースピーマンの葉にスワルスキーカブリダニを丁寧に載せる様子

 JA熊本市管内のエースピーマンのハウスで2月6日、生産者は、害虫の天敵スワルスキーカブリダニの放飼作業をしました。天敵導入により秀品率が上がり、現在のJA熊本市東部ピーマン部会の約半数が天敵を使って農薬低減に努めています。

 放飼しは、1株につき1枚の葉の上に丁寧にスワルスキーを載せていき、生産者は「葉が重なりだした段階で放飼すると、スワルスキーが順調に増殖していく」と話します。

 ピーマンの商品価値を下げる害虫、アザミウマやコナジラミ、ホコリダニの天敵であるスワルスキーは、花粉を食べて定着します。体長は約0・3ミリで動いている姿は目視でき、葉などを伝って移動し、低温に弱く、ハウス温度を15度以上に保つ必要があります。

 生産者は「導入してから秀品率が上がったので、上手く利用して安全・安心なエースピーマンを生産していきたい」と話します。

 部会が生産するエースピーマンは生で食べることができ、肉厚で甘みがあるのが特徴。全国でもエースピーマンを部会として生産しているところは珍しい。出荷は3月から本格的に始まります。