1. トップページ
  2. 体験!食づくり
  3. あぐりキッズスクール
あぐりスクール

JA熊本市は、子どもたちに体験を通して農業や食の大切さを学んでもらおうと本年度も「あぐりキッズスクール」を開校しました。
今年も女性部、青壮年部と協力しながら、来年2月まで田植えや稲刈り、トマトジュース作りなど年8回の開催を予定しています。

第2回 泥まみれでも楽しい

一株ずつ丁寧に植えつけていくスクール生ら
「大きいのないかなあ」と二十日ダイコンを収穫
全員で手を合わせ、「いただきます」
 JA熊本市は6月27日、農業や食の大切さを学んでもらうあぐりキッズスクールを開き、児童51人が田植えと二十日ダイコンの収穫、スイートコーンの種まきを体験しました。
 スクール生らは、同市会富町の河野大介さん(36)の水田5㌃で、手植えに挑戦。田植え綱に付けられた銀色のしるしを目印に、JA青壮年部員やJA職員らから「指の第二関節までしっかり植えつけて」などと指導を受けながら、「くまさんの力」の苗を植えました。最初はぎこちなかったスクール生も次第に慣れていき、泥まみれになりながらも「楽しい」と植えつけを進めていました。
 同町のあぐりキッズ農園では、前回の種まきからちょうど20日が経過した二十日ダイコンを収穫。葉を引っ張り上げ、長さ5㌢程に生育したダイコンを手にした大江小3年の重松良汰くんは、「思ったより小さいけど、収穫できて良かった」と笑顔を見せていました。
 スイートコーンの種まきもしたスクール生らは、2ヵ月で2㍍近くになるという草だけの頂点に花が咲くと、それから約1ヵ月後に収穫も行います。
 昼食は、JA女性部員ら手作りのレイシやナスなどが入った郷土料理「こねり」とミカン果汁で炊き上げたごはんを味わいました。